家族で寝ても寒くて寝つけない…冬の「布団に入ってから」をラクにする方法
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家族みんなで同じ寝室で寝ていると、
暖房の温度や寝具の好みが合わなくて「自分だけ寒くて眠れない…」が起きがちです。
結論:冬の寝つきは「部屋」より先に、体の内側と“布団の入口”を温めると改善しやすいです。
この記事では、今夜からできる対策を“やる順番”でまとめます。
まずはミニチェック
- Q1. 布団に入った直後、手足が冷たいまま?(Yes/No)
- Q2. 眠ろうとして肩に力が入る/呼吸が浅い?(Yes/No)
- Q3. 寝室が乾燥して喉がイガイガしやすい?(Yes/No)
- Q4. 子どもに合わせて暖房を弱めがち?(Yes/No)
Yesが多いほど、「布団に入る前の準備」と「足先の保温」を優先するとラクになりやすいです。
寒くて寝つけない夜に効きやすい“やる順番”
1) 眠る90分前:お風呂は“短く温める”に寄せる
湯船に入れる日は、全身を温めてから自然に体温が下がる流れが作れます(個人差はあります)。
- ポイントは「汗だく」までやらない
- 入れない日は、足湯や温かい飲み物(ノンカフェイン)でもOK
小さな一歩:洗面器にお湯を張って、足先を1分だけ温めるだけでも違います。
2) 眠る30分前:布団の“入口”を先に温める
寒さで寝つけない人の多くは、布団に入った瞬間に「冷たい!」で覚醒します。
- 湯たんぽ(または温熱パッド)を足元側に入れておく
- 電気毛布を使うなら、入眠前だけ温めて、寝る時は弱める/切る(のぼせや乾燥対策)
- 掛け布団よりも、敷き側(敷きパッド)を温かくすると体感が上がりやすい
家族で同室だと「部屋を暖めすぎない」選択になりやすいので、
部屋ではなく“自分の足元”をピンポイントで温めるのがコスパ良いです。

3) 布団に入ってから:足先→呼吸→肩の順に“脱力”
寒いと体が守りモードになって、無意識に力が入りやすいです。
- 足首をくるくる10回(血流スイッチ)
- 息を4秒吐いて、2秒吸うを3セット(吐くを長め)
- 肩をすくめてストン、と落とす(3回)
「眠ろう」より「体をゆるめよう」のほうが入眠は近づきやすいです。
家族同室(子ども+旦那)で“寒さ”が起きるあるある対策
■子ども優先で暖房を弱めて、自分だけ冷える問題
解決:部屋の設定は無理に上げず、自分の敷き側+足元で調整します。
- あったか敷きパッド/毛足のあるシーツ
- レッグウォーマー(締め付けないもの)
- 腹巻き(薄手でOK、背中まで覆えると安心)
提案:「寝室に入ったら、湯たんぽを足元に入れる」を家のルールにしてしまうと、毎晩の迷いが減ります。
■旦那さんは暑がり問題
解決:同じ掛け布団を使わず、“自分だけ追加できる一枚”を用意します。
- 小さめのブランケットを自分の肩〜胸にだけ
- 薄手のインナーで調整(厚着しすぎは寝汗→冷えの原因にも)
選択肢は最大3つまでに絞ると、夜の判断がラクになります。
■子どもの寝相で布団がズレる問題
解決:ズレても寒くなりにくい“下地”を作ります。
- 敷き側をあたたかく(体温が逃げにくい)
- 首元が開きにくいパジャマ(襟ぐりが広すぎない)
- 寝返りしやすい素材(動けないと余計に目が覚めがち)
今夜からの「3日だけ」チャレンジ
- もし 布団が冷たいなら → 寝る30分前に足元を温める
- もし 手足が冷えるなら → 足首レッグウォーマー+足首回し10回
- もし 考えごとが増えるなら → 吐く息長め呼吸を3セット
まずは3日だけ同じ順番でやって、体が覚えるのを待つのがおすすめです。
安全面のひとこと
暖房器具や湯たんぽは、低温やけど・脱水・乾燥に注意してください。小さなお子さんがいる場合は、触っても危なくない置き方・温度設定を優先しましょう。
また、不眠が長く続く/日中の強い眠気/いびきや呼吸が止まると言われるなどがある場合は、睡眠外来やかかりつけ医に相談も検討してください。
次の一歩(選べる)
- 今日の1分:足先を温める準備(湯たんぽor温かい飲み物)だけして寝室へ
- 週末に:敷きパッド・レッグウォーマーなど「下地あったか」アイテムを見直す
- 読み物として:<<内部リンク候補:冬の寝室の適温・湿度の整え方 / 眠れない夜の呼吸リセット / 子どもと同室の寝具選び>>
