
その自信、大丈夫?“眠れているつもり”の45%が実は睡眠不足という事実
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「毎晩7時間は寝ているし、朝もスッキリ。私の睡眠は大丈夫!」
そう思っているあなたへ。
もし、その自信が思い込みだとしたら…?
筑波大学の最新研究によると、「十分に眠っている」と自覚している人のうち、45%が客観的には睡眠不足であるという衝撃的な事実が明らかになりました。
これは決して他人事ではありません。
なぜ“睡眠の誤差”が生まれるのかを解き明かし、ご自身の睡眠を見直すための簡単なセルフチェック、そして今夜から実践できる具体的な改善ステップをご紹介しまーす。
あなたの最高のパフォーマンスを引き出す「本当の眠り」を手に入れましょう。
“寝ているつもり”でも45%が不足している・・・
「朝の目覚めは良い方だし、日中も特に問題なく過ごせている」
こんな経験している方いらっしゃると思います。
――会社員のAさんは、自分の睡眠に自信を持っていました。
しかし健康診断のオプションで睡眠をウェアラブルデバイスで測定したところ、思わぬ結果が。
記録された睡眠時間は、Aさんが思っていたよりも1時間も短く、特に深い睡眠が著しく不足している「睡眠不足」状態だと判明したのです。
これはAさんだけの特別な話ではありません。2025年1月に筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)とS'UIMIN社が421人の日本人成人(平均年齢47.3歳)を対象に行った調査では、自宅での睡眠脳波測定による客観的評価と本人の自覚を比較した結果、「十分に睡眠をとった」と回答した人の45%に睡眠不足が疑われることが判明しました。
つまり、自覚がないまま睡眠不足に陥っている「隠れ睡眠不足」の人が、2人に1人に近い割合で存在する可能性があるということ。
あなたも、その一人かもしれません。
なぜ? あなたの眠りに“誤差”を招く3つの心理的落とし穴
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感覚の「慣れ」という罠
慢性的な睡眠不足が続くと、脳はその状態を「通常モード」と認識。疲労感や眠気を感じにくくなり、パフォーマンス低下に気づけません。 -
無意識の「正常性バイアス」
「自分は健康だ」「まだ若いから大丈夫」といったポジティブな自己評価が、客観的事実から目を逸らさせ、サインを見逃します。 -
「損失」への無自覚
集中力や判断力の低下は少しずつ進行するため、日々の損失に気づきにくいのが特徴です。
まずは自分を知ることから。
セルフチェック&今夜から出来る5ステップ改善法
【隠れ睡眠不足のサイン】3つのセルフチェック
- 起床時の眠気:目覚ましを止めた後「あと5分…」と二度寝する習慣がある
- 週末の寝だめ:平日に不足した睡眠を補うため、休日に2時間以上長く寝る
- 日中のカフェイン依存:午後になるとコーヒーやエナジードリンクが欠かせない
【今夜から出来る】睡眠の質を高める5ステップ(できることから取り入れてみてください)
- 就寝90分前の入浴:38〜40℃のぬるめのお湯に約15分。深部体温の下降タイミングで自然な眠気を誘発。
- 寝室を「最高の休息空間」に整える:室温18〜22℃・湿度50〜60%。遮光カーテンと耳栓で光と音をカット。
- 就寝前のスマホ断ち:ブルーライトがメラトニン分泌を抑制。代わりに読書やストレッチを。
- 「起きる時間」を一定にする:休日も平日と同じ時刻に起床し、体内時計を安定させる。
- 朝の光を浴びる:起床後すぐカーテンを開けて朝日を浴び、体内時計をリセット。
まとめ:眠りを味方につけて、最高の自分を引き出そう
“十分眠っているつもり”という思い込みは、誰にでも起こりうる静かな危機。
しかし正しい知識を得て行動すれば、睡眠はあなたの最も強力な味方になります。
筑波大学の研究は私たちに警鐘を鳴らすと同時に、睡眠に不調を感じている人の66%は客観的には問題がないことも示しています。
つまり、「自分の睡眠状態を正確に把握する」ことこそが鍵
今日からできる小さな一歩が、あなたの明日のコンディションを変え、未来の可能性を広げます。質の高い睡眠で心と体を満たし、あなたが本来持つパフォーマンスを最大限に発揮しましょう。