【1日目の夜・2日目の朝】 すべての基本となる「たった一つの最優先ルール」【睡眠改善プログラム2025】

【1日目の夜・2日目の朝】 すべての基本となる「たった一つの最優先ルール」【睡眠改善プログラム2025】

いよいよプログラム初日です。

記念すべき1日目に取り組んでほしい、最も重要で、そして最もシンプルなルールはこれだけです。

 

【1日目に取り組むこと】

「この時間に寝る」という予定を、生活の最優先事項にする。

 

「え、それだけ?」と感じるかもしれません。しかし、眠りに悩む人の多くが、実は生活の中で睡眠の優先順位を下げてしまっているのです。

「睡眠が大事なのは分かっているけど、あと1話だけドラマを見たい…」
「やらなきゃいけない仕事が残っているから、もう少しだけ…」

こうした小さな誘惑の積み重ねが、体内時計を狂わせる原因となります。
認知行動療法の分野でも「睡眠を最優先事項と決めること」が、改善への最初のステップとされているほどです。

 

《睡眠を最優先にするための具体策》

スケジュールは「睡眠時間」から逆算する

1日の予定を立てる時、まず「〇時に寝る」という時間を手帳やカレンダーに書き込んでしまいましょう。そして、そこから逆算して「〇時までにお風呂」「〇時までに夕食」と、他の予定をパズルのように組み立てていきます。

連想リマインダーを置く

視覚的に訴えるリマインダーは強力です。例えば、「この本を読み終えたら寝る」と決め、その本を枕元に置いておく。パジャマをベッドの上に畳んで置いておくなど、寝る時間を意識させる「モノ」を使いましょう。

理想の就寝時間を設定する

最低でも7時間、理想的には8時間の睡眠を目指しましょう。あなたが朝起きる時間から逆算すると、何時に寝る必要がありますか?まずはその時間を「目標就寝時刻」として設定します。


《2日目の朝:効果測定》

初日を終えたら、翌朝、さっそく睡眠の変化を記録しましょう。
これが、事前準備で宣言した「睡眠記録」です。

この記録は、今後プログラム終了まで毎朝使います。下の質問リストをコピーしたり、スクリーンショットを撮ったりして、すぐに使えるように保存しておいてください。

 

【睡眠記録シート(毎朝使用)】

◆昨夜の就寝目標時刻の1時間前、気分はどうでしたか?

(元気だった / 少し疲れていた / ヘトヘトだった / 眠気を感じていた / かなり眠かった)

◆昨夜の合計睡眠時間は?

(例:約7時間半)

◆昨夜の寝つきやすさは?(5段階評価)

(1:とてもスムーズ 〜 5:なかなか眠れなかった)

◆寝床に入った時の気分は?

(普通 / 興奮 / 不安 / イライラ / 平静 / 幸福 / 悲しみ など)

◆夜中に目が覚めましたか?

(覚醒なし / 1回 / 2回 / 3回以上)

◆夢を見ましたか?どんな内容でしたか?

(見ていない / 楽しい夢 / 怖い夢 / 変な夢 / いつもと同じような夢 など)

◆今朝、目覚めた時の気分は?

(スッキリ爽快 / 少しだるい / 疲れが残っている)

◆起床後の気分は?

(普通 / 興奮 / 不安 / イライラ / 平静 / 幸福 / 悲しみ など)

この記録が、あなたの睡眠改善の羅針盤になります。正直に、気楽な気持ちでつけてみてくださいね。

次回は「2日目日中/4日目の夜」に取り組む内容をご案内します。

 

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